御父は知っておられます

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    あなたがたの父は、あなたがたが求める前に、
    あなたがたに必要なものを知っておられます。
    それであなたがたはこのように祈りなさい。(マタイ6・8, 9)  

    このことは私たちが御父について抱くことのできる最良のイメージの一つです。御父は私たちを理解しておられます。私たちについてすべてを、私たちの必要とするものすべてを知っておられます。私たちは祈りの中で、自分たちの抱えている問題や悲しみを認めてくれる人にではなく、すべてを知っておられる私たちの父に語り掛けます。  

    もし、御父が私たちの必要とするものを知っておられないのなら、これは悲しむべきことでしょう。私たちは、「何を告げ、何を求めたらよいのか」自分の心をそれほど十分に理解していません。それどころか、私たちの多くの祈りは自己愛から起こり、もし求めるものが思いのままに得られるなら、むしろさらに多くの悲しみや問題を引き起こすことでしょう。 御父は私たちのことだけでなく、私たちがどのように祈ったら最善なのかも知っておられます。そこで、ご自分と語るときに使う言葉すらも私たちに与えてくださいました。たくさんの言葉は聞き入れられません、ほんの少しの言葉が必要なだけです。祈りの方法は短くて簡単、言葉はわずかでしかも単純です!  

    あまりに多くの言葉では混乱し、はっきりしなくなります。生命は小さな種の中に隠れています。そしてこの完全な祈りである小さな種の中には、またその秩序だった配列の中には、たくさんの意味がつまって入っています。  

    私たちの必要とするものを御父は知っておられるので、私たちは次のように祈るべきです。  最初に天界の最も高い所にいるお方を思い起こし、それから、私たち自身の低い状態を思い、悪から解放されるようにと願い求めて締めくくります。それから最後に、御国と力と栄光を永遠にこの方に帰すようにします。

    主よ。あなたは私を探り、知っておられます。 ……私の舌に言葉がないのに、 主よ。あなたはそれを全部知っておられます。(詩篇 139・1, 4)

    ブックレットシリーズ No.4『あなたは祈るとき』より

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